後 記
『帝都異聞録』序章終了。
序章というよりはキャラクタ紹介編です。
創作で本作らないか?
という話が持ち上がった時に、勢いに乗ってがーっ!と書いた作品です。
しかしその話は立ち消えてしまい、本家への掲載となりました。
もう二年か三年前の文章になるので、加筆修正をしましたが、思ったよりは少なかったです。話の筋も変わらず、ほぼ原文ママです。
大正舞台の話は前から書きたかったものの一つだったので、設定が出来上がるまで結構早かったです。書き出しが遅くてなかなか始まらないことが多いのですが、この話はすんなりと情景が出て来ました。気分的には瓦斯灯、という単語を使いたかったのですが、大正時代は既に電灯になっていたということで泣く泣く封印。
資料が少なくて(探しようが足りないとも言う)、殆ど裏付け出来るものがなく、正直筆者の想像に依るところの多い世界観だと思います。
既成の史実を参照しておりますが、当時の雰囲気や空気の描写は無論創作です。
実際に生きた方の話も聞ければ良いのですが、流石にそれは無理でしょうね……。今のところは当時の様子を描く文面から想像しております。
基本妄想族なので、想像するのは楽しいです(笑)
さて、この序章を書いた時は考えておりませんでしたが、今は続きを書いているところです。
本家掲載前にミクシィで掲載していたのですが、結構続きを楽しみにして下さる方が多く、それに応えたいなぁと思いまして。
私は自他共に認める遅筆ですので、完結までは恐ろしく時間を食いそうですが、もし宜しければ、私の想像する帝都に、文や先生の物語にお付き合い下されば幸いです。
最後になりましたが、ここまでご拝読下さり、ありがとうございました。
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【登場人物紹介】 序章に登場したキャラクタの簡単紹介と感想です。
本編にはあまり関係ないので読み飛ばし可です。
鵺野 文【ぬえの かざり】
素封家である鵺野家の長女。十六歳。清英女學校一年。
脇差片手に天薨と共に帝都を駆け回っている。寡黙で生真面目、かつ頑固。
育ちの良さが一目でわかるお嬢様。剣術の腕はこの年の少女にしてはかなりのもの。
過去にあったあることが原因で他人を頼ることが出来ないでいる。
本編の主人公です。
私が書く主人公は大概に置いて影が薄いのですが、今回は……どうでしょうか?
喋らない割には結構自己主張してると思うんですが。
この子は考えたことを内省で済ませてしまうため、会話になりません。多分、人見知りだろうし。
だから他人から見ると一人で何でも出来るしっかりした子っていう印象になるかな、と思いながら書いてました。
一番問題あるのがこの子なので、本編ではどんな風に変わっていくのか楽しみです。
私、剣道すらまともに出来ないのに殺陣を書けるのか、若干不安(汗)。
名前は完全に字面で決めました。
夜と鳥なんて素敵ーとか思ってましたが「鵺」という妖怪はあまりにもイメージとはかけ離れていたのでちょっとショックでした。
下の名前の「文」は難読苗字の一つです、
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賀上 蜃也【かがみ しんや】
国立大卒業後、病院間を転々としていた。片桐医院に移ることになっている。
現在は清英女學校の臨時保険医。二十四歳。
姉が一人いて、割と近所に住んでいる。元の家は空け、駅近くのアパートに一人暮らし中。
大抵のことは笑顔で流し、穏和で冷静。人当たりが良く、敵を作らないタイプ。
結構苦労人。
本編主人公その2。
こんな情に流されてうっかり騙されたり、他人の身の上話に親身になって聞いちゃいそうなキャラ、他の作品にはいません(笑)
作者がひねてるセイでしょうね。『笑顔で毒舌』がのさばってます(笑)。
書いてる当時はそうでもなかったですが、改訂時に読み返してみると「なんだこの素直な人!恥ずかしいわぁぁ!」とある意味拷問でした。辛かった。
この人書くのに作者は毎度必死です。正気では書けません。
文さんに比べたら遙かに動かしやすいのに残念です。
年齢は当初もう少し上のつもりでしたが、当時は進学出来る人は限られていたようですし、こんなものかと。
先生、先生ばっかり言ってるんで名前忘れそうになります。
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天薨【てんこう】
脇差の精霊(?)。幽霊だとも妖だとも、はたまた神だとも言われるが、
結局のところ正体不明。
基本声が聞こえるのみ。実体を伴う場合は二十代美女、白鷹など変幻自在。
姿によって口調・振る舞い全て変わる。
だが基本的には傍観者の位置に近い。
作者が使いやすいってだけで出してしまったような人。
と言っては身も蓋もないので何かしら文と縁があるように持って行きたいですね。(希望?
この人がいると、重い雰囲気もちょっとコミカルになります。関西人の血のなせる技です。
なんか、おいしいとこ持って行きそうな人になりそうで、ちょっと不安です。頑張れ主人公コンビ! と他人事のようにエールを送ってみます。
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前 * 表
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